---------------------------------------------------------------- コーヒーポリフェノールの効果・・・!? ---------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------- 食材の栄養講座〜知って少しだけ健康に〜 肥満の原因は「本能的食欲」?? ----------------------------------------------------------------- ◇皮下脂肪と内臓脂肪 私たちのエネルギーの元となる脂肪は、様々な形で身体に蓄えられます。 その中で、肥満に結びつきやすいのが「皮下脂肪」と「内臓脂肪」です。 内臓脂肪については、昨今、メタボリックシンドロームがいたるところで話題に なることもあり、その健康に及ぼす悪影響などについて理解が進んだようですが、 一方の皮下脂肪については、肥満の直接的原因ではあることばかりが認識され、 健康面へのデメリットについてはあまり知られていないように思われます。 ◇効果的なサプリ。心理療法も この"常に食べ過ぎている状態"から脱却するには、"本能的食欲による支配から逃れる" ことが必要になります。 それには、食欲を満足させながらカロリーを摂取しない、という方法が有効になります。 今日ではそのための食品やサプリが豊富に開発、販売されており、非常に効果が認め られるものもありますから、自分の身体に適した効果のあるものを選択してみてください。 アメリカでは、さらに、心理学的なアプローチもその有効性が認められてきており、 「認知行動療法」(考え方の枠組みを変えることによって行動を変える、という心理療法) の導入がすすんでいます。 ---------------------------------------------------------- 動脈硬化とは? その予防する食品 ---------------------------------------------------------- 動脈硬化とは、血管の壁に脂肪などが沈着して厚くなり、血管の内側が狭く なってしまうことです。脳卒中や心筋梗塞が引き起こされる原因といわれて います。 加齢も大きな要因ですが、食事でこの進行を抑えることも十分可能です。 今回は動脈硬化を予防する食材を紹介します。 ★動脈硬化予防に有効な栄養素 ・食物繊維 小腸でのコレステロールの吸収を抑制、体外に排出する働き があるので、コレステロールの上昇を抑えます。 ・EPA 血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させて、血液をサラ サラにする血栓防止効果があります。 ・ビタミンC 細胞の酸化を強力に防ぎ、コラーゲン合成を促進、血管を丈夫 にします。 ★動脈硬化予防に有効な食材 ・食物繊維が多く含まれている食材の一つに寒天があります。 寒天の海草から作られており、成分のなんと80%が食物繊維で出来ていま す。コレステロール値の高い方は、毎日寒天を召し上がっていただくと改善 されるはずです。 EPAはイワシ、サバ、サンマなどの青魚や鮭、マグロ、ニシン、アナゴな どの魚介類に多く含まれているので、肉よりもこのような魚の方が身体には 血管に優しいのです。 EPAは不飽和脂肪酸の一種で動物性の脂とは逆に血中コレステロール値を 下げる働きがあり、常温では固まりにくく液体を保つ成分ですであり、動脈 硬化予防と中性脂肪自体を減少させる効果があります。 -------------------------------------------------------------- 血液をサラサラにするのに有効な食材 -------------------------------------------------------------- 以前マスコミで話題になったサラサラ血液とドロドロ血液ですが、血液が ドロドロになると毛細血管に流れていかなくなってしまい、その周辺の細胞が 死滅していきます。そうなると他の血管も次第に脂肪やコレステロールが 付きやすくなっていきます。 ドロドロ血液は動脈硬化の原因ともいわれています。 今回は血液をサラサラにする食材をご紹介します。 ★血液をサラサラにするのに有効な栄養素 ・ドコサヘキサエン酸 不飽和脂肪酸の一種で、常温では固まりにくいので 血栓を予防し血流を良くする効果があります。 ・アリシン 血管内のコレステロールや脂肪を分解して体内の細胞や血液を きれいにする効果があります。 ・ムメフラール 98年に発見された新成分で、とても強力な血流改善効果が あります。 ★血液をサラサラにするのに有効な食材 ・ドコサヘキサエン酸は皆さんご存知のようにDHAと呼ばれ、青魚のイワシや サバ、マグロのトロ、青魚以外ではウナギ、サケ、筋子などに多くのDHAが 含まれています。 特にサバの缶詰は安価で多くのDHAが摂れるので高価なサプリメントを買う よりも断然おすすめです。 ムメフラールは梅に含まれる特有の成分で、梅肉エキスの製造過程で発見 されました。 生の梅や梅干には含まれず、梅をを焼くことで、梅に含まれる糖とクエン酸が ムメフラールという成分に変化します。 梅肉エキスが一番効果的に摂れますが、梅干を焦げない程度に焼いて食べて も、ムメフラールを摂ることができます。 ------------------------------------------------------------ 痔のお話 ------------------------------------------------------------ ★痔の予防に有効な栄養素 ・ビタミンE 血行を促進し、粘膜を丈夫にします。身体の冷えや静脈の うっ血を予防します。 ・ビフィズス菌 腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を増やします。腸のぜん動運動 を高める効果もあります ・食物繊維 腸壁を刺激して腸の運動を高め、お通じを良くする効果が あります。 ------------------------------------------------------ ★痔の予防に有効な食材 ・痔を予防するということは、血行や便通を良くして、おしりに負担をかけな いということが大切です。 ビフィズス菌を含む食材といえば、ヨーグルトを連想しますが、オリゴ糖 入りのヨーグルトがベストです。オリゴ糖はビフィズス菌が好む栄養で、 ビフィズス菌の働きをパワーアップします。 食物繊維は豆類、野菜、いも類、海藻類、きのこ類、穀類、果実等に多く含 まれています。 寒天やわかめ、ジャガイモ、サツマイモ、ごぼう、こんにゃく、納豆、しい たけ、りんごなど、冬が旬な食材も多いです。 ちなみに食物繊維を摂取する目安は、成人男性は20グラムだそうです。 これらの食材を意識して摂り痔を予防しましょう。 |